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非常に変わった作品の画像を載せようと思います。     前回のオーバーレイ・リングとは異なる技法によるオーバーレイ・リングです。 普通は平らな地金を2枚重ねてロウ付け後にリングにします。 ところがそれでは真円にする事が極めて難しいのは、前回説明しました。それともう一つ、異なる金属同士で組み合わせる場合に熱の膨張率の違いから、先日のリングの作り方では必ず失敗する、と教室で教わりました。 このリング、何か妙な色をしている事に気付かれるかと思いますが、内側の金属は銅を使用しています。 これはサイズの違うリングを別々に制作し、芯金棒に2つ通し、組み合わせてから、両サイドをロウ付けします。 通常の5分ロウの融点の温度(740℃)では、銅自体が溶けてしまうので、融点が710℃の7分ロウを使用してロウ付けしています。 他の彫金教室のカリキュラムを私は知りませんが、私の通う教室ではこの2番目のオーバーレイの技法も学びます。 リング専用の技法で、「この技法は元々、銅とか真鍮とかいった異素材の金属との組み合わせを行うと、より理解し易いです」と先生から説明があったので、どうしても銅を使用したかった「意欲作」です。 銅の持つ色合いを生かしたい、というのもあり、あえて内側に銅のリングを配置し、「林檎」、「苺」、「葡萄」、そして「さくらんぼ」になるように、一つのリングに透かし彫りを施しました。 誰が呼んだか、「フルーツバスケット」と呼ばれるリングとなりました。 ・・・問題点は、この指輪をはめると、指が真っ黒になります。銅って、すぐ変色するんですよね(ーー;) この後の課題で「杢目金」という日本古来の彫金技法のリングを作ることになりますが、それに向けての銅作品の練習にもなっています。
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彫金での最も基本となる「透かし彫り」を加工されていない地金の上に載せ、板の間に多めの銀ロウ(5分ロウ)を挟み込みます。 通常の炎よりも強めに、そして長時間の火を当てて上に載った地金が下の地金に沈み込むまで、全体を熱し、長めのピンセットまたはヤットコで力を入れて板全体を上から押さえつけます。 このようにして2枚の板をロウ付けしていく方法を「オーバーレイ(板のせ)」と呼び、インディアン・ジュエリーの代表的な技法であるばかりではなく、厚さ1ミリの均一な彫りの作品が出来る為に、他に応用の利く技法となります。 最初のオーバーレイなので、かなり無理したデザイン(迷彩柄)にしてしまいました。 ただ、彫金におけるリングの作り方は、まずロウ付けされていない地金を楕円にし、ロウ付け部分を平らにして、ロウ付けします。その後、真円にする作業を行いますが、このオーバーレイでも同様の作業を行うと、透かし彫りされた箇所(2枚になっていない部分)がどうしても凸凹の状態になり、リング内側がガタガタになってしまうという欠点があります。 このリングも実は内側がガタガタになっているのですが、それはデザイン上の問題なので仕方ないですね。 最初のオーバーレイにしては結構上手く出来たのではないか?と思っています。
私もまだ研究の段階なのですが。。。 昨年の冬、彫金コースに移行する直前に制作したリングです。 「カラフル・シルバーアクセサリー」という書籍に載っていた作品で、台形のトップの2/3部分に 七宝を焼き付け、残る1/3にラウンドカットの石枠を接着し、ラベンダー3ミリを載せました。 書籍には鮮やかなピンク色の七宝のリングが記載されているのですが、それに一目ぼれして しまいまして(^_^;)、吉祥寺ユザワヤで必死に七宝の釉薬を探し回ったものです。 当時、プリント銀箔が販売されてなく、泣く泣く銀箔無しで作ってみました。 今は、新宿・陽だまり工房や府中教室で販売されていますが。。。 何か苺ジャムみたいな色合いのリングです。号数は13号(小さ~い!) 教室で「刻さんの作った作品には見えな~い(*^_^*)。こんなのも本当は作れるんだぁぁぁ」って言われました。 ・・・し、失礼なΣ(゜□゜; 作品を制作後に、800℃の10秒間で釉薬を焼き付ける、というのが七宝の扱い方だそうです。 中学1年の時、美術部に幽霊部員として在籍していた事があるのですが、七宝作品を作る時だけ 部に顔を出していました。 それ以来、本当に久しぶりに七宝をやりました。でも七宝って事前に水で上澄みを取る作業が凄く 大変なんですよね。 七宝作品は恐らく、シルバーの技法(銀粘土、ワックス、彫金)の中で、銀粘土でしか出来ない素材だと思います。
ダイクロガラスは金属片を加工したガラスで、通常のフュージングガラスよりも鮮やかで乱反射した色合いを出せる面白いガラスです。 透明タイプと不透明タイプとがありますが、不透明タイプは何度も焼くと元の色が薄れていくので、扱いづらいです。しかし、不透明タイプは殆ど色が変わらないのでこちらの方が使いやすいかと思います。 このペンダントにはブラックベースタイプの「ピンク」のダイクロガラスを使用してペンダントを作りました。正方形にカットしたダイクロガラスの上にクリアガラスを載せ、870℃で焼成。 その後で紐状の銀粘土を角に引っ掛けています。裏は実はクロス状にしています。 紐状のもので裏にバチカンを作っているので、ちょっとお辞儀してしまう作品なのはまだ改良の余地がありそうです。
今回は珍しく画像無しということで。。。(^_^;) アートクレイ倶楽部から毎月封筒が郵送されてきます。その中には色々なセミナーの知らせも入っているのですが、ちょっと惹かれるセミナーがありました。 『スカルリングセミナー』 開催日2/23(金)、24(土) 会場:新宿・陽だまり工房 2/15の朝9時より参加申し込みをFAXで行う、とあります。 彫金教室内で、このセミナーの話をしてみて、「倍率高そうですね。参加してみようかしら(*^_^*)」 と先生に話したら、 「刻さん(仮名)なら今更参加する必要も無いでしょ?キャリアパスです!」と笑われてしまいました。 顔を作るの得意ですけど、まともなスカルって考えてみたら作ったこと無いです。以前「ターバンを巻いたスカルリング」なるものを確かに作りましたが、イマイチ表情に乏しくて、納得がいかなかったんですよね。。。 貞子リングとか、ライオンリングとか、雨夜陣五郎リング、とか作ってはいますが、純粋な骸骨は作っていないのです。 いてもたってもいられずFAXしましたよ。朝7時に\(,,)\バキッ☆ あっけなく予約できました。。。 ということで、2/24(土)のセミナーに参加が決定♪ このセミナー、焼成までは時間の都合上無理なので、粘土の彫刻までの過程を教わります。 ま、まあ、スカルリングを1日でやる事自体、無謀なのですけどね(^_^;)
「三連リング」は彫金教室では比較的に早い時期に制作します。 銀粘土でこれを作ろうとすると、かなり難易度が高く、強度的にも無理があります。うまく強度面でクリア出来たとしても、使い続けていくうちに折れてしまいがちです。これは三連リングに関わらず、バングルにもいえます。。。 ところが三連リングを彫金で制作すると、地金自体が丈夫なので一生使えるといっても過言では無いです。 三連リングは彫金コースでは初歩的な技術さえあれば制作出来ます。それはロウ付けです。ロウ付けの基本を身につける課題として、三連リングは存在します。 この画像では、丸めてロウ付けする前の平らな地金の時点で、葉っぱの模様の刻印とカーブのかかった刻印を使用して唐草状の模様を打ちつけます。 三連リング専用の芯金棒(棒に2本溝が入っている)で、先にロウ付けしたリングを溝の中に押し付けて他のリングを真円にしていくわけです。 リング3本の繋げ方は、中学の数学で学習する集合の図で「A ∩ B ∩ C」の積集合にしていくあの図、そして赤、青、黄の光の三原色の全てが交わると白くなる、あの模様状にしていく事にあります。
ダルガラス・・・玄関などに使用する角材みたいにゴツい、ガラスの欠片で作ったペンダントです。 ブロック単位で売られているのですが、1ブロックあたり3万円前後で売られている代物で、 私のような貧乏人にはとても手が出ません(T_T) 私のガラスの師匠は、新宿「陽だまり工房」で講師をされているY城先生(女性)なのですが、 この方が大阪在住のガラスの大家である川島真喜子先生の生徒であり、且つお友達であることから、 Y城先生を仲介して、川島先生からダルガラスの加工出来ない欠片の余り物を3個ほど格安で譲って頂きました。 確か3つ合わせて500円しなかった、と記憶しています。 その中でもっとも小さな緑色のガラスの表面にオーバーレイ・シルバーペーストでアールヌーヴォー調の 模様を描き、手製のバチカンを付けて焼成しました。 ダルガラスはフュージング温度の870度でも角が若干溶ける程度の丈夫なガラスで、これも欠片の原型を 殆ど留めた状態で出来上がっています。プリズムみたいな形をしたガラス片です。 私はこのペンダントを春先から夏場にかけてよく身につけています。軽くて普段使いに丁度良い大きさの作品です。
彫金に専念する直前の4ヶ月間はガラスフュージングを専門にやっていました。 これはその時の一品です。 黒いガラスの上にクリアーベースのガラスを載せて焼成しますが、その間に金箔を挟み、オーバーレイペーストを黒いガラスに塗り、更にクリアーガラスの上にも塗っていくと、こんな感じになります。 旋風が吹き、枯葉と鳥の羽が舞っているイメージです。銀粘土は模様のオーバーレイ・シルバーペーストと手製のバチカン部分のみ、あとはガラスです。 ある意味、グラス・ハーモニーですね。こんな感じの作品を4ヶ月間作っていました。
厚さ2ミリ×幅10ミリの地金を「とぐろ状」に丸め、ロウ付けを一切行わないで、非環状リングにした作品です。とことん鏡面に仕上げた上で、真っ黒に燻しています。 彫金で「彫る」という作業は厳密には3つあります。 ?糸鋸で切断する「透かし彫り」。これをもう1枚の地金に合わせる事で、彫った作品にする。 ?金属のヤスリ(棒ヤスリ)で硬い地金を削り出していく方法。 ?「たがね」を地金に打ちつけていく方法。 上記のうち、?に該当する方法で作るリングを「磨り出しリング」といい、彫金教室では大抵2番目に行う課題としてカリキュラムされています。 ポイントは「正しいヤスリのかけ方」です。 よく力任せに棒ヤスリを使用し、作品に対し押し付けるのと引っ張るのを同じく力任せに行う人がいますが、実際にはヤスリは軽く押すだけで、決して引いて使うものではありません。 このように間違った使い方で、仮にクオリティの高い作品を作ったとしても、私の通う彫金教室では「作り直し」を命じられます。 作品作りはさることながら、道工具の正しい使い方を身につける、というのがメインとなります。 このリングは上述のように正しいヤスリの使い方をして作ったものですが、それぞれが段状になっている作品で、ヤスリ掛けに1ヶ月かかっています。 まるで「ムカデ」(もしくは「しめ縄」)のようなデザインになっているので、このように名付けました。
そろそろ彫金の画像もアップしようと思います。 ここのブログに書き込む前は、yahooブログの方に画像を載せていましたが、こちらにも載せようと思います。 まずは彫金の一番の基礎である「透かし彫りリング」から(^_^)v 銀粘土やワックスにも「透かし彫り」はありますが、これらがヤスリやリューターで実際に「彫り込む」作業であるのに対し、彫金では厳密には、「糸鋸での切断」を意味します。 彫金では、基本的に厚さ1ミリ、または2ミリの地金(幅10ミリ、または15ミリ)を使用します。これが銀粘土やワックスではありえない薄さなのですが、こうした薄い作品が彫金の場合は中心となります。 私はトレードマークを「竹模様」にしている為、まず最初の行う透かし彫りは「竹模様」にしようと誓いました。このリングの地金は幅15ミリ、厚さ1ミリのものとなります。 彫金はこのように厚さは均一になるので、見た目の仕上がりがカチッとした完成度の高いものとなります。幾何学的なデザインも強みでしょう。 弱点はあまりにもカチカチっとした仕上がりなので、柔らかい表現に欠ける、という点でしょうか?彫金においては以下に柔らかい表現を出させるか、という事が銀粘土からアクセサリー制作に入った私のテーマかもしれません。
前回の「エンジェル・パール・リング」や、インストラクター課題作品「スティック・ブローチ」と同じく、彫金ワークの課題として位置づけられる作品です。 厚さ1.5ミリのポテチ状に薄く伸ばし、ローラーの上に載せて、三角形の一角のみ反らせる為に親指で押さえた状態で完全乾燥させます。 リューターで溝を削り、全体を棒ヤスリで丁寧に整え、部分部分にペースト粘土を多めに載せて爪楊枝でかき回しながらテクスチャーをつけます。 問題は溝を削る際に、あまりに薄い粘土なので少しでも力を入れ過ぎると、真っ二つに割れてしまう危険性がある事です。この作品、私より前に制作していた人がいたのですが、何度も割って泣いている姿を目にし、「こ、これはヤバい」と相当神経質になってしまった作品です。 脇の下に汗を一杯溜めながら、リューターワークしていたのを憶えています。 結構大胆にリューターで大きな溝を削ったので、インディアン・ジュエリーっぽくなりましたv(=∩_∩=)v
珍しく失敗作を・・・(ーー;) インストラクター資格を取得する際は、「純銀製のアクセサリー」というテキスト3冊を使用して課題を取り組みますが、3冊目のテキストで最終課題の「スティック・ブローチ」を制作する事になります。 あの課題は、本来リューターを使用しての彫金ワークを学ぶものなのですが、授業ではリューターを使用せずに合成石用の穴をピンバイス(「リーマー」と呼ぶ人もいます)で空けます。 この彫金ワークを学ぶ課題は他に2つあるのですが、そのうちの一つがこの「エンジェル・パール・リング」です。 教室で「オリジナリティ出しましょうよ♪」というインストラクターの悪魔の囁きに唆され、翼に躍動感持たせようと螺旋状に捻って波立たせた形にし、少し大きめの形状にしたら、「ナメクジ」になりました。 _| ̄|○ 40作品を作る、という私の通う教室でのオリジナルコースだったのですが、実はこの「エンジェル・パール・リング」を作るのは私が最初らしく、インストラクターの先生も作ったことがないという事実が後日発覚Σ(゜□゜; 結局知ったかぶり状態で教わってしまう羽目に陥り、テキストには、リューターで翼に溝を彫り、焼成後に出来る溝部分の白いすすを活かして制作、と記載されているのに、先生が「バレル研磨しなくてはなりません」と、これまたいい加減な指導方法に従い、研磨したら、しっかりと白い部分が全部取れてしまいました(ーー;) 「い・・・いぶすしかない」とっさに私はそう思い、いぶし液に瞬間だけ浸け、すぐ取り出すことにしました。浸けている時間は1秒足らず。。。 すると溝は山吹色に変色した状態でいぶされました(^_^)v でもこれ号数は20号。こんなデカイ号数のパール付きリングなんて誰が身につけるのでしょうね? 男性は普通パールのリングなんてしませんし、よほど太ったマダムでないと身につけないでしょう。 という事で「お蔵入り」した悲劇の指輪です。。。 「ナメクジ・パール・リング」とでも呼んで下さい~(ノ≧皿≦)ノ ===┻━┻
資格取得して1年後に、審査作品のブローチをデザイン一新して作ってみました。 審査作品では、シリンジが満足に出来ていなかったのと、風車タイプのブローチ金具が使えなかったデザインの為、心残りがあり、この金具を使った作品をどうしても作りたかったのです。 実は私は、風車タイプのアートクレイ専用ブローチ金具が大好きなのです(*^_^*) 滅多にブローチ作らないけど。 葉っぱの形の作品は数多いと思いますが、これはバングル用木芯棒に斜めになるように銀粘土を載せて作っている為、湾曲した流線型の作品に仕上がっています。モチーフは「枯れた葉っぱに雨水がかかっている」ブローチです。 よく学校の理科室に人体模型がありますが、あれを植物に応用したら、こんな感じかな?という事を思いつき、片方は枯れている事(シリンジで大き目の透かし模様を実現)で「死のイメージ」を、もう反対にはペアシェイプタイプの合成石アクアマリンを石枠で微妙に配置させ、雨滴が流れているように見せる事で「生のイメージ」を出してみました。 しかも、「生のイメージ」面は葉脈を彫り込んでいます。 透かし模様の真裏に厚めの土台を作り、ガッチリとブローチ金具を埋めています。 全体に鏡面仕上げにしています。
銀粘土作品ばっかりだと飽きるので、初彫金作品を披露致します。 ヘ(^∇^ヘ)ヘ(^∇^ヘ) ウヒョヒョ 銀粘土の資格を目指していた頃に、同教室内で体験セミナーのイベントがあり、彫金のリングを作りました。 「磨り出しリング」です。 地金が物凄く硬いのですが(厚さ2ミリ×幅10ミリ)、力ずくで楕円状に曲げ、ロウ付け後にリングにします。 次にひたすら棒ヤスリで削って作りました。
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プロフィール

刻

Author:刻
平日はコンピュータ会社に勤務しつつ、休日になるとアクセサリー教室に通う、表の顔と裏の顔を持つ、東京都中野区在住の銀細工師の日記です。

2010年9月から通っていたアクセサリー教室の「ジュエリーCAD」コースが2012年8月にて無事卒業。9月より「ハワイアンジュエリー」を勉強する事になりました。

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