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鍛冶屋な日Σ(゜□゜;

11時から彫金教室でした。例の杢目金の地金制作にでかけていましたが、本当にキツイです。 彫刻台に地金を載せたヤニ床を挟み込み、タガネを用いて金槌を叩く事7時間。ようやく、こんな地金になりました。 厚さ4.5ミリ、縦3.5センチ、横2.5センチまで伸ばしました。まだ全然です。 若干彫りは深くなっていますが、これではダメ、と先生に注意されました。 「凹凸部分の凹部分に銅の色が見えるのは別に良いけれど、凸部分に銅の色があるのは認めません。全部削って下さい!」との事。 同じ枚数の銀と銅を重ねていて、最下層が銀なので必然的に最上層が銅になります。この最上層を1枚丸ごと剥がすイメージで、全部彫り上げるのが大前提なのだそうです。 ・・・むぅぅぅぅ(ーー;) アクセサリー教室に新入社員3人(いずれも女性)が配属されました。元々はコンサルタント会社が母体で、アクセサリー教室はジュエリー事業部になっているのですが、その中で、その女性社員3人は皆立候補したらしいです。 でも銀粘土も未経験。。。ちゃ、チャレンジャー。。。(^_^;) で、その3人が銀粘土の体験教室に来ました. でも何故か私の座っているテーブルに、です。 体験で覚束ない手でアートクレイを「割るまい割るまい」と恐る恐る触っている目の前で7時間にわたり金槌で地金をガンガン力の限り叩く私がいて。。。知らんぞ、乾燥中の粘土研磨中に割っても。。。 どうやら大丈夫のようでしたが、始終、けたたましい音を立てながら格闘している私のしぐさに興味津々だったらしく、「何やっているんですかぁ?」と質問してきました。 どうみてもアクセサリー作りには見えないですよね。むしろ「鍛冶屋」と言った方が無難な気がします。 18時まで格闘し、約30分間放心状態に陥り、その後20時半までガラスの葉っぱを作っていました。。。 ・・・彫金&とんぼ玉のダブルヘッダー3日目でした(^_^;)
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お疲れ様です。
7時間とはまた大変でしたね。
それに女性3人の前でとは、またまた大変だったかしらf^_^;
なかなか厳しい世界なのですね、彫金って。
これでも以外とひ弱な私なので、彫金は向いてなさそうです。
刻さんのお話を毎回聞くのが日課になりつつあり、
楽しく読ませて頂いております。
私も今日刻さんと同じ机だったら、新しい方達と同じリアクションだったでしょう(?_?)

★shionさん★
江戸時代の彫金師って、こんな感じで普段制作していたのだろうなぁ・・・とシミジミ感じながら、この課題は行っています。
杢目金は、銀粘土でもワックスでも表現不可能な技法であり、数多い彫金技法の中でも一際異彩を放っています(^_^;)
何故江戸時代で滅んでしまった技法なのか・・・杢目金は地金を作る、という作業が全体の90%以上を占める課題であり、あまりにも地味で且つ、原始的、そして腕力と集中力を要する技法なので、その末路を辿ったのでしょうね。
でもSV950と銅という廉価な材料しか使わないこの課題は、完成すると1個20~30万円で販売されている、という恐ろしい現実があり、結婚指輪等で注文される人も数多い品です。
東京・原宿に「杢目金屋」という、杢目金、グリ彫りの専門店があります。
   ↓
http://www.mokumeganeya.com/mokume.html
これが杢目金といわれる作品です。私はこれを教室ではじめて見た時、カルチャーショックを受けたものです。そして彫金を始めるきっかけにもなった課題だったのです。これは私の為にある課題だって。。。
ちなみに私の通う彫金教室・・・若い女性も大勢いらっしゃっています。男性よりも結構積極的に制作されていますよ。
でもビックリしていましたね。周りの女性陣。まるで私が物に八つ当たりしているかのように、力任せに金槌叩いている姿見て。
本人は夢中になって、テンション上がりっ放しで、楽しく作業しているんですけどねぇ(^_^;)

早速「杢目金屋」さんのサイトにいってみました。
結婚指輪まで普及しているとはびっくり。
じっ~と見入ってしまいました。
こんなことなら、最初にお願いしていたのに・・・。
プラチナが最近肌に合わず、今も指輪は外しています。
(意図はありません)
金が良かったのですがなかなかOKが出ず、結局外すはめに。
サイトに載っている作品しか見ていませんが、
なんとも言えない模様と深さがあって、
値段さえもう少しわが家計と見合えばすぐ相談に行こうと思うような感じです。
それもそうですが、「杢目金」は奥が深そうで面白そうですね。
刻さんのようにカルチャーショックを受けるほどの作品にはなかなか出合えないでしょうけど、
この技法が日本から無くなってしまうのは惜しいですね。
作品楽しみにしています。
もう少し生活が落ち着いたら、彫金も良いかもしれませんね (#^.^#)

★shionさん★
「杢目金屋」さんのサイト御覧になったのですね。
私はこのサイトの作品集見てもイマイチ杢目金とグリ彫りの違いが判らず、
全体に木目模様を入れているのが「杢目金」、ワンポイントで木目を入れているのが
「グリ彫り」なのかなぁ、と勝手に判断しています(^_^;)
杢目金はアクセサリーというよりも「刀鍛冶」に近い作業かもしれません。
彫って(叩いて)→なまし→プレス→彫って(叩いて)→なまし→プレス→(以下、延々と繰り返し)
実は昨日も課題制作に教室に出かけ、ひたすらタガネでガンガン叩いてきました。
現在、縦4.5センチ、横2.5センチ、厚さ3ミリくらいの地金になっています。
「横2.5センチってマズく無いですか?このままローラーでプレスしても横に広がった分、縦にはリング分の長さまでには延びないかもしれませんよ?」
と先生に言われてしまいました。
リングにするには、例え私の小指のサイズは6号なのですが、その場合に板厚1ミリで内径は14.66ミリになります。
この地金に厚さ1ミリのSV950の地金を下にロウ付けしてリングにしますので、
(14.66+1.0×2)×3.14=52.3124ミリ
となり、「杢目金」部分の地金は約52.31ミリ必要になります。
ちなみに中指だと18号なので・・・
(18.66+1.0×2)×3.14=64.8724
となり、「杢目金」部分の地金は約64.87ミリ必要になりわけです。
つまり縦に関しては現在4.5センチを6.5センチに伸ばす必要があるわけです。。。
・・・き、厳しい(ーー;)
現在、掘った部分からほんのりと銅の地金が表れるようになってきました。
でもまだまだです。6月中旬か末くらいに地金部分を完成させる予定です。
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刻

Author:刻
平日はコンピュータ会社に勤務しつつ、休日になるとアクセサリー教室に通う、表の顔と裏の顔を持つ、東京都中野区在住の銀細工師の日記です。

2010年9月から通っていたアクセサリー教室の「ジュエリーCAD」コースが2012年8月にて無事卒業。9月より「ハワイアンジュエリー」を勉強する事になりました。

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