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磨り出しリング【ムカデ・リング】

厚さ2ミリ×幅10ミリの地金を「とぐろ状」に丸め、ロウ付けを一切行わないで、非環状リングにした作品です。とことん鏡面に仕上げた上で、真っ黒に燻しています。 彫金で「彫る」という作業は厳密には3つあります。 ?糸鋸で切断する「透かし彫り」。これをもう1枚の地金に合わせる事で、彫った作品にする。 ?金属のヤスリ(棒ヤスリ)で硬い地金を削り出していく方法。 ?「たがね」を地金に打ちつけていく方法。 上記のうち、?に該当する方法で作るリングを「磨り出しリング」といい、彫金教室では大抵2番目に行う課題としてカリキュラムされています。 ポイントは「正しいヤスリのかけ方」です。 よく力任せに棒ヤスリを使用し、作品に対し押し付けるのと引っ張るのを同じく力任せに行う人がいますが、実際にはヤスリは軽く押すだけで、決して引いて使うものではありません。 このように間違った使い方で、仮にクオリティの高い作品を作ったとしても、私の通う彫金教室では「作り直し」を命じられます。 作品作りはさることながら、道工具の正しい使い方を身につける、というのがメインとなります。 このリングは上述のように正しいヤスリの使い方をして作ったものですが、それぞれが段状になっている作品で、ヤスリ掛けに1ヶ月かかっています。 まるで「ムカデ」(もしくは「しめ縄」)のようなデザインになっているので、このように名付けました。
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ヤスリがけ、男性は力を入れがちで、すぐに粘土を割ってしまいます。
リューターのスピード設定も速すぎです。
力ではないんだよ、と教えても、理解できない生徒さんは多いです。
慣れてくれば分かるようになるんですけどね。

★みれいさん★
彫金もそうですが銀粘土においても、ヤスリがけで力を入れ過ぎてしまう人って結構います。
私の銀粘土作品のレパートリーである「ブラスワーク」でも、この磨り出しリングと同じく、焼成後のヤスリがけがメインとなる作品ですが、軽くテンポよく削るのが一番効率良いんです。
まして粘土状態の時は尚更、力は入りませんよね(*^_^*)
粘土状態ではリューターも確かにゆっくり目で行うべきです。
金属になってから高速回転で行えばよいわけですし。。。
ヤスリがけ・・・結局は数多く作って失敗を繰り返して、体で覚えるしかないかもしれません。
今日これから「シルバーアクセサリーコンテスト2007」の作品を焼成しますが、この後に長時間のヤスリがけが待っています。
ブログで偉そうに講釈していて、実際の作業で力入れまくってたりして。。。

こんにちは! 早速拝見に伺いましたー。 m(_ _*)m
思い出しました、こちらは以前にも拝見していたんですね~(^_^;)
自分自身がチャレンジしつつ 改めてこちらを読ませて頂いて「ああ、なるほどっ」 と思いました。 
そして彫金だったらこういう「とぐろ状」のリングも制作が可能なんですね☆
まだ始めたばかりですがワクワクしてきました! ありがとうございます(*^-^*) 

★sayaさん★
また古い記事を引っ張り出しましたねぇ(^_^;)
この頃はまだロウ付けも満足に出来ず、極力バーナーを使わない作品を、ということでこんな形状のリングを作りましたが、確かこれ、4月初旬からGW明けまでかかった作品です。
GWも教室が空いていたので、通い詰めました。。。
彫金は、糸鋸、ヤスリ、バーナーワークの3つに作業が大別されますが、最も大切なのはヤスリといっても過言ではありません。
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刻

Author:刻
平日はコンピュータ会社に勤務しつつ、休日になるとアクセサリー教室に通う、表の顔と裏の顔を持つ、東京都中野区在住の銀細工師の日記です。

2010年9月から通っていたアクセサリー教室の「ジュエリーCAD」コースが2012年8月にて無事卒業。9月より「ハワイアンジュエリー」を勉強する事になりました。

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