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ブラスワーク・リング(平打ちタイプ)

いよいよ満を持して、この作品を紹介したく思います。 そもそもブラスワークとは何か?というと、「ブラス(真鍮)」を用いた象嵌作品の事を言います。 こんな単語が英語にあるのかは謎ですが(^_^;) 象嵌・・・主に京都あたりが発祥の地らしい日本古来の伝統的な工芸技法です。金属の中に異なる金属を埋め込んだり、異なる色の木材同士を埋め込む事を「象嵌(ぞうがん)」と呼びます。 銀粘土の柔らかいうちに、真鍮線を埋め込み、表面から完全に見えなくなるまでペースト粘土で埋め尽くし、焼成後に棒ヤスリでひたすら削り出す、という通常の銀粘土作品とは逆の工程を辿る技法です。 普通なら焼成前の乾燥の段階で形を整えますが、真鍮の融点は850度くらいなので、表面から見えるような整え方で焼成すると、真鍮が錆びてしまいます。 錆を防止するという意味も考え、焼成後に削る、という彫金(磨り出しリングの制作方法)に近い作り方をします。 ある程度、削り、真鍮のラインが見えてきたところで鏡面に仕上げ、いぶし液で真っ黒に変色させます。ウィノールのついていないクロスか、乾いたタオルで最初は優しく、徐々に強く磨いて、いぶしを取ると、このように真っ黒な銀肌にも関わらず、鏡面仕上げになり、通常の鏡面仕上げよりも光沢が目立つ作品になります。 これを「いぶし鏡面仕上げ」といい、私の一番の得意技です。 真鍮線を程よくカットし、「竹模様」仕立てにしています。
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刻

Author:刻
平日はコンピュータ会社に勤務しつつ、休日になるとアクセサリー教室に通う、表の顔と裏の顔を持つ、東京都中野区在住の銀細工師の日記です。

2010年9月から通っていたアクセサリー教室の「ジュエリーCAD」コースが2012年8月にて無事卒業。9月より「ハワイアンジュエリー」を勉強する事になりました。

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